シンポジウム1 11月14日(水) 19:30- 21:30 池袋キャンパス 11号館 A303
シンポジウム1〈シンポジウム〉
演劇と宿泊がつながるシンポジウム
〜私たちはどのようにしてまちと出会うか〜
篠原彩音
宿泊と演劇は、人々がまちと出会い、そのまちについて考えるための舞台としての役割を共通して持っていると考えます。
本シンポジウムでは“宿泊×演劇×まち”をテーマに、アーティストや宿泊施設の経営者をお招きして、今⽇の演劇と宿泊がどのような形でまちに展開しているのか、専⾨家の皆さんと議論を深め、それぞれの可能性を考察します。
登壇者
高山明氏 【演出家・東京藝大大学院映像研究科准教授・Port B主宰】
宮崎晃吉氏【建築家・株式会社HAGI STUDIO代表取締役】
龍崎翔子氏 【ホテルプロデューサー・株式会社L&Gグローバルビジネス取締役】
展示作品2〈映像インスタレーション〉
にほんごのたたずまい / English appearance
影山倫子
「たそがれ(sun set)」「ときめく(spark joy)」といった大和言葉のような奥ゆかしさのある日本語から、簡潔で分かりやすい英語への翻訳は本当の意味で可能なのでしょうか。人の感覚を作るものは言葉なのかもしれません。本作品はこのような問いから出発し、映像インスタレーションを通して、個々のことばと感覚の繋がりを考え直すきっかけとなるでしょう。
展示作品3〈ワークショップ・展示〉
MEMORY SCAPE -記憶の地図を編む-
田中萌
本作品は、都市とパーソナルな記憶の関係における、時間経過を伴った変容可能性を問うものです。渋谷の古本屋をスタート地点に、参加者と対話し歩くことで、街のこれまで/いま/これからを体感するワークショップを行いました。本展では、そのワークの成果を、当日の風景とともに展示します。
展示作品4〈インタビュー映像〉
representing the body
中島緑里
身体とは曖昧な存在である。私は映像身体学科で学ぶうちにそう感じるようになりました。そしてそんな身体の拠り所となるのがその身体に与えられた「名前」ではないかと考えました。「名は体を表す」と言いますが、それは本当でしょうか。様々な人に名前にまつわるインタビューをした様子を映像に収めた作品です。
展示作品5〈写真・冊子〉
no distance
久松澄玲
本作品は人間関係、とりわけ社会の最小単位とも言える家族に着目し、時間とともに変容しゆくお互いとどのように向き合っていくべきなのかを問います。私自身と母親との関係性を家族の一例として、フィクショナルな部分も含まれる写真とテキストを用い、“絶対的”かつ“不安定”である母親の姿を可視化することを試みます。
展示作品6〈デザイン・ワークショップ〉
あらわれる、あらわす
細羽萌希
「どのように人は服を選ぶのか、着るのか」という問いを出発点 に、 実際に最も身近なアイテムであるTシャツのデザインを試みます。 Tシャツのルーツや、さまざまなTシャツの在り方について、 参加者と議論しながらTシャツをデザインするワークショップを開 催、その成果を展示します。
展示作品7〈インスタレーション〉
pupil 〔瞳〕
柳美紅
本作品は「展示における主体とは何か」という問いに基づいた実験展示です。博物館に置かれた資料は、本来それぞれプロセスを持って存在していますが、いざ私たちが展示を目前にすると、そのストーリーを汲み取れず、置いてけぼりにされた感覚を抱くことがあります。この問題意識にアプローチする方法として、従来の博物館とは違う仕掛けで、ある個人が所有する民族人形コレクションの再構成を試みます。
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